10年以上の長きにわたって、ライムや地活やみかんのメンバーを乗せて走っていたノアが、
ついに去っていきました。
たかが車、だけれど、私にはずっと共に働いていた仲間が
退職して静かに去っていくかのように、感じられました。
おもえば、雨の日も風の日も夏の炎天下の日も
冷たい風吹きさぶ冬の日も、あるときはお弁当やブルーシートを乗せて海へ山へ
あるときは仕事道具をのせて工場や倉庫や介護施設へ
ブンブン私たちを乗せて走ってくれたっけ。
「この車に乗るとやる気がでちゃうね!」と言ってた人もいたし
泣き泣き乗ってた人もいたし、怒り爆発でダッシュボードをたたいていた人もいたし、
汗だくの人たちがギューギューで乗ってもいたし…。
何人もの旅立ちも見送ってくれてたんだよな。
10年以上私たちのいろんな思いや日々の営みをその車体に積んで
ひたすら走ってくれて…
ほんとうにご苦労様でした。
ありがとうノア。
(相談・岡部)